仮想通貨 Biswap(BSW)は、Binanceスマートチェーン(BSC)上に展開するBEP-20トークンのための分散型取引所(DEX)である「Biswap」のガバナンストークンで、他のDEXに比べ取引手数料が低いことで知られています。
最近のコミュニティ投票により、取引手数料が0.1%→0.2%へと増加しましたが、依然としてBNBチェーン上で最も取引手数料が低いDEXとしての地位を保っています。
2022年に入ってからは、5月現在の時点で過去に最高約7倍上昇しており、日本ではまだあまり話題になっていませんが、海外では今非常に注目されている銘柄です。
今回はそんなBSWについて、将来性や買い方にも触れつつ解説していきます。
仮想通貨の大手取引所「Binance」がローンチした独自ブロックチェーン。
イーサリアムとの互換性を持っており、クロスチェーン(異なるブロックチェーン同士を跨ぐこと)に対応している。
Binanceスマートチェーン(BSC)と互換性を持つ仮想通貨をつくるための規格で、誰もがBSC上にデジタル通貨やトークンを展開できる。
ユーザーが仲介者を挟むことなく、直接ネット上で仮想通貨を取引することができる取引所のこと。
保有していれば、運営に提案をしたり投票に参加することで意思決定に関わったりすることができるトークンのこと。
Biswap(BSW)とは?
名称 | Biswap(BSW) |
総発行枚数 | 7億枚 |
時価総額(2022年11月03日時点) | ¥10,508,234,854 |
時価総額ランク(2022年11月03日時点) | 299位 |
価格(2022年11月03日時点) | ¥38.49 |
公式サイト | https://biswap.org/ |
公式Twitter | https://twitter.com/Biswap_Dex |
主な取引所 | Binance、Biswap、MEXC、Gate.io、KuCoin |
Biswapとは、Binanceスマートチェーン(BSC)上で初の、独自の3種類の紹介プログラムを持ったDEXで、他のDEXに比べ取引手数料が比較的低く設定されていることでも知られています。
Biswapは、利用者に対しBEP-20トークンの交換や、流動性の提供、受動的収入の獲得、ファームやローンチプールへのトークンの出資、紹介報酬を得る機会を提供しています。
また、定期的にコラボや提携を発表しており、コミュニティの拡大や利用者数の増加を意識した活動を行っていることが窺えます。
2021年5月24日にBiswapが公式ローンチしてからは、僅か10ヶ月で総アクティブユーザー数が40万人、さらに公式ローンチしてから1年後にはユーザー総数が190万人を突破するなど驚異的な成長を見せています。
Biswap(BSW)の特徴
他の分散型取引所(DEX)に比べて取引手数料が安い
Biswapは、前述したように、同じ分散型取引所であるPancakeswap(取引手数料:0.25%)に比べ、取引手数料が0.2%と安く、非常にユーザーに対して優しい手数料となっています。
また、BSWの取引手数料で発生した収益は、半分は流動性提供者に報酬として還元されますが、もう半分はバーンされるため、BSWの希少性が高まり価格が上昇することに期待できます。
暗号資産を流通から永久に取り除くこと。
独自のGemeFiがある
Biswapには、2021年12月に公開された『Squid NFT World』という独自のGameFiがあります。
Netflixでシリーズ配信されている韓国のサバイバルドラマ「イカゲーム」に似たゲームで、ドラマ同様ゲーム内には複数のゲームが存在しています。
独自のNFTがある
「NFT Launchpad」「NFT Staking Pool」「NFT Boost」「NFT Level Upgrade」からなるNFT Earnと呼ばれる独自のNFTがあり、ユーザーはそれを購入しステーキング、またはブーストすることによって利益を上げることができます。
ブロックチェーン技術を活用することで、唯一無二を証明することが可能になったデジタルデータのこと。
デジタルコンテンツの所有者や作成者データを記録することで、本物と偽物の違いが明確になるため、有限性や希少性が生まれる。
紹介制度がある
ユーザーは他の人を招待することによって、Swap手数料から最大20%、Farms & Launchpoolsから収益の5%を紹介料として永続的に受け取ることができます。
仮想通貨同士の交換のこと。
バーンされる
Biswap上で発生する取引手数料の50%が、買い戻しやバーンに使用されることで、BSWの希少性が高まり価格が上昇するといったことが期待ができます。
2022年10月時点で、既に約4000万枚のBSWがバーンされおり、直近の10月だけでも約300万枚ものBSWがバーンされています。
暗号資産を流通から永久に取り除くこと。
Biswap(BSW)の将来性
Binance Labsから資金提供を受けている
2021年10月に「Binance Labs」から資金提供(戦略的投資)を受けています。
また、BinanceからMost Valuable Builder(MVB)という最も価値のあるビルダーに送られる賞に選ばれており、Binance Labsのディレクターから「Biswapは、Binance Smart Chainで最も革新的で人気のあるプロジェクトの一つである」とコメントされていることからも、非常に期待できるプロジェクトです。
Biswap(BSW)の買い方
国内取引所から海外取引所に送金する
現在、BSWを取り扱う日本の取引所がないため、まずは手元の日本円を国内の仮想通貨取引所で何らかの仮想通貨に変え、BSWを取り扱っている海外の取引所へと送金する必要があります。
購入する仮想通貨は、リップル(XRP)など、できるだけ送金手数料が安く、送金速度が早いものを選びましょう。
国内でまだ仮想通貨取引所の口座開設をしてない方は、手数料が安く操作が簡単なコインチェックがおすすめです。
国内の仮想通貨取引所で口座開設を済ませリップル(XRP)を買ったら、次にXRPをBSWを取り扱っている海外取引所へと送金します。
送金先である海外取引所の口座開設がまだの方は、MEXCがおすすめです。
上記リンクから口座開設を行うと、取引手数料が10%OFFになるので、口座の開設がまだの方は上記リンクより口座開設を済ませましょう。
コインチェックからMEXCへの送金方法は、コインチェックが分かりやすく解説しています。
MEXC側で必要な操作もMEXCが分かりやすく解説してくれているので、送金の際はリンク先の記事を参考にして送金を完了させてください。
送金した仮想通貨をBSWに変える
送金が完了したら、BSWを買うために、XRPをBSWの通貨ペアと変える必要があります。
バイナンスでは、XRPで直接BSWを買うことができないため、一旦通貨ペアである仮想通貨に変えましょう。
XRPをBSWの通貨ペアに交換できたら、あとはBSWを買うだけです。
Biswap(BSW)の特徴や将来性・買い方まとめ
BSC上に展開する取引手数料が0.2%と、BSC上で最安なDEXである「Biswap」。
定期的にコラボや提携を行い、ユーザー総数は10か月で40万人、1年で190万人を突破するなど著しい成長を見せています。
2021年10月には「Binance Labs」から資金提供(戦略的投資)を受けており、BinanceからMost Valuable Builder(MVB)という最も価値のあるビルダーに送られる賞に選ばれていること、Binance Labsのディレクターから「Biswapは、Binance Smart Chainで最も革新的で人気のあるプロジェクトの一つである」とコメントされていることから、非常に期待されているプロジェクトなのが窺えます。
今後もさらに定期的なコラボや提携、紹介制度などによってユーザーが増加することが予想されるため、BSWを買いたくなったなったときすぐ買えるようにするため、MEXCでの口座開設を済ませておきましょう。