【仮想通貨】Bitgert(BRISE)とは?特徴や将来性・買い方について解説

Bitgert

仮想通貨 Bitgert(BRISE)は、ブロックチェーン技術と監査ソリューションに特化したプロジェクト、及びそのネイティブトークンで、主にほぼゼロに近いガス代と高速クロスチェーン取引を提供していることで知られています。

2022年に入ってからは、9月現在の時点で過去に約8倍の上昇をしており、最近では、ユーザーのプライバシーやセキュリティ、スピード、安定性、アクセス性を重視した史上初の分散型OSを開発することを発表しました。

今回はそんなBitgert(BRISE)について、将来性や買い方にも触れつつ解説していきます。

ブロックチェーンとは?

取引データを一定量ごとにまとめた「ブロック」を、時系列順に鎖(チェーン)のようにして繋げた技術のこと。
改ざんや偽造を防ぐために、システムに参加する複数のユーザーが、台帳を管理・検証・更新している。

ネイティブトークンとは?

そのブロックチェーン独自のトークンのこと。
例として、ビットコインブロックチェーンのネイティブトークンは「Bitcoin(BTC)」。

クロスチェーンとは?

異なるブロックチェーン同士をまたぐこと。
メリットとして、取引所などの第三者を介することなく直接交換することが可能になるので、手数料の問題やセキュリティリスクを回避することができる。

Bitgert(BRISE)とは?

名称Bitgert(BRISE)
総発行枚数1,000,000,000,000,000枚
時価総額(2022年11月03日時点)¥28,156,459,394
時価総額ランク(2022年11月03日時点)219位
価格(2022年11月03日時点)¥0.00007129
公式サイトhttps://bitgert.com/
公式Twitterhttps://twitter.com/bitgertbrise
主な取引所KuCoinMEXC、Gate.io
CoinMarketCapより

Bitgert(BRISE)とは、2021年の夏にプロジェクトが開始し、同年の7月にプラットフォームがローンチされたプロジェクトで、ゼロコストのブロックチェーンを構築することに成功した唯一のブロックチェーンだと主張しています。

Bitgertは当初、BNB Chain(Binanceスマートチェーン)上に構築され、ネイティブトークンであるBNBを使用して報酬を支払っていましたが、2022年にBRC-20ブロックチェーンを発表し、そこから現在に至るまで、ほぼゼロに近いガス代と高速クロスチェーン取引を提供しています。

またBigertは、AndroidとiOSで「BRC20/ERC20/BEP-20」をサポートするウォレットを開発しており、ユーザーは「BRC20/ERC20/BEP-20」上で展開されている仮想通貨を安全に送受信・保管・交換することができます。

Binanceスマートチェーン(BSC)とは?

仮想通貨の大手取引所「Binance」がローンチした独自ブロックチェーン。
イーサリアムとの互換性を持っており、クロスチェーン(異なるブロックチェーン同士を跨ぐこと)に対応している。

Binanceスマートチェーン(BSC)とは?

仮想通貨の大手取引所「Binance」がローンチした独自ブロックチェーン。
イーサリアムとの互換性を持っており、クロスチェーン(異なるブロックチェーン同士を跨ぐこと)に対応している。

ガス代とは?

取引のための一連の処理の実行や、プログラムの処理ごとに発生する手数料のこと。

Bitgert(BRISE)の特徴

ガス代が安い

トランザクション当たり(1取引当たり)のガス代は、0.00000001ドル(0.000001円)と、他の仮想通貨のガス代に比べてみても圧倒的に安いです。

処理能力が高い

対応してる処理能力は最大10万TPS(毎秒10万トランザクション)と高く、これはETH2.0と同等の処理能力を有しています。

多種多様のサービスを展開している

Bitgertは、以下のような製品を提供・予定しています。

  • BRISE dApp Wallet(AndroidとiOS向けのBRC20/ERC20/BEP20をサポートする多通貨対応の仮想ウォレット。ユーザーは対応している仮想通貨を安全かつ確実に送受信、保管、またはスワップすることができる。)
  • BRISE Swap(BNB Chainを利用した高速かつ安価な分散型取引所(DEX)。PancakeSwapの代替品として位置づけられている。)
  • BRISEステーキング(BRISE保有者がトークンをステークすることで、報酬としてBUSDを獲得することができるサービス。)
  • Audit Solutions with Leaderboard Support(ブロックチェーンのセキュリティを担当する。)
  • Bitgert Audit(最先端のAI技術と、ソースコードを検査して誤りや改善点をみつけ出す「手動コードレビュー」により、スマートコントラクトを保護する。)
  • Bitgert Bridge(開発中のもの。BNB ChainからBitgert Chainへの資産移転に役立つ技術。)

PancakeSwapとは?

BNB Chain上のBEP20トークンをスワップするための分散型取引所。
利用者は約1200万人。

ステーキングとは?

仮想通貨を自由に動かせない状態(ロック)にして報酬を受け取る行為のこと。

スマートコントラクトとは?

ブロックチェーン上で契約を自動的に実行する仕組みのこと。
本人や第三者はデータを変更できず、透明性に優れている。

開発元が匿名

現在に至るまで開発チームは匿名で活動をしています。
時期が来たら身元を明らかにするようですが、いつ公表するかは不明です。

近い将来取引所立ち上げの前に、法人としてケイマン諸島に登録される予定だそうです。

買い戻し機能を備えている

Bitgertは、Brise Chain上のすべてのスマートコントラクトに買い戻しの機能を備えています。
すべての取引手数料の5%を買い戻しに充てており、チームによると買い戻しはトークンの価格を支えるもので、デフレ資産(BRISEの相対的な価格上昇)になるそうです。

Bitgert(BRISE)の将来性

イーサリアム2.0(ETH2.0)と同等の処理速度を有している

前述したように、Bitgert(BRISE)の処理速度はイーサリアム2.0と同等の処理速度となっており、今後イーサリアムが2.0へとアップグレードするまで、イーサーリアムキラーが過去に他の仮想通貨に比べてより速いペースでユーザーを獲得し成長したように、Bitgert(BRISE)も急速にユーザーを獲得することで成長し、価格が急騰する可能性があります。

急速にエコシステムが成長している

Bitgert(BRISE)は、エコシステムを拡大しており、その範囲は、DeFi、NFT、Web 3.0、メタバースなどの分野に広がっています。

エコシステムとは?

ブロックチェーンから新たに創り出される「仮想通貨」によって成り立つ社会や経済、仕組みなどのこと

Bitgert(BRISE)のロードマップ

2022年8月~11月

  • Paybrise(店舗オーナーやECサイトオーナーが$BRISEを支払いに利用するための決済ゲートウェイ)とBRC Wallet(BRISE dApp Wallet)の統合
  • Startup Studio Projects(スタートアップスタジオ)の拡大
  • Paybrise DApp β版の立ち上げ
  • 分散型マーケットプレイスのUI(サイトのデザインやフォント等)のワイヤーフレーム(サイトやアプリケーションの設計図)の作成
  • 戦略的パートナーシップ(自分側に利益が得られることを想定して他者と協力関係、互いに利益のある関係を築くこと。)
  • 分散型マーケットプレイスのフレームワーク(枠組み)の作成
  • 中央集権型取引所のβ版をAndroidでローンチ

12月~2023年2月

  • 分散型マーケットプレイス β版の立ち上げ
  • 分散型マーケットプレイス メインネット(テストを経て稼働する本環境)立ち上げ
  • Paybrise メインネットの立ち上げ
  • 中央集権型取引所 メインネットをAndroidで立ち上げ
  • Web 3.0 ジオデータ マッピング グラフィックス

2023年3月~6月

  • Web 3.0 ジオデータマップコアファイルの開発
  • 分散型フリーランサーフレームワーク
  • Web 3.0ジオデータマップβ版の立ち上げ
  • 分散型フリーランサーのUIワイヤーフレーム
  • Web 3.0オラクルマーケットフレームワーク

2023年7月~11月

  • Web 3.0ジオデータマップのメインネット立ち上げ
  • 分散型フリーランサーのコアファイル開発
  • 分散型フリーランサーβ版の立ち上げ
  • Web 3.0 Oracle Bitcoin と Ethereum の統合
  • 分散型フリーランサーのメインネット立ち上げ

12月~2024年4月

  • レイヤー1のブロックチェーン統合は、Web 3.0のオラクルで行う
  • Web 3.0でのDeFi統合 オラクル
  • 分散型VPN市場フレームワーク
  • Web 3.0のオラクル(コンピューター上にあるデータベースの整理・検索・更新・共有などを行うソフトウェア)β版立ち上げ
  • パブリックWeb 3.0オラクルのためのマーケットプレイス

2024年5月~8月

  • 分散型VPNのUIワイヤーフレーム
  • 分散型VPNノードのセットアップ
  • Web 3.0オラクル メインネットの立ち上げ
  • 分散型 VPN のコア開発
  • 分散型 VPN β版の立ち上げ

9月~2025年1月

  • 分散型 VPN ノード参加に関するドキュメント
  • 非中央集権型 VPN ノード報酬プログラム
  • 分散型 VPN メインネットの立ち上げ

Bitgert(BRISE)の買い方

virtual currency_question mark_man1

国内取引所で送金用の仮想通貨を購入する

執筆時点で、Bitgert(BRISE)は海外取引所でしか取引できないため、まずは海外取引所に資金を移動する必要があります。

送金する際に使う仮想通貨は、送金速度・出金手数料が比較的安価なリップル(XRP)がお薦めです。

また、国内取引所の口座を開設していない場合は、大手で信頼のあるコインチェックがお薦めです。

国内取引所の口座を開設し、送金用の仮想通貨を購入したら、次のステップへと進みます。

購入した仮想通貨を海外取引所に送金する

国内取引所の口座を開設し、送金用の仮想通貨を購入したら、次にその仮想通貨を海外取引所へと送金します。

海外取引所の口座開設がまだの方は、流動性が高く取引手数料も安いKuCoinがお薦めです。
上記のリンクから飛ぶと取引手数料が20%OFFになるため、口座開設がまだの方は上記リンクより口座開設を済ませましょう。

コインチェックから海外取引所へと送金する方法は、コインチェックが詳しく解説しているので、送金の際はリンク先の記事を参考にし送金を完了させましょう。
KuCoinで必要な操作方法もKuCoinが解説してくれているので、リンク先を参考にすると良いです。

送金した仮想通貨をBRISEの取引ペアと交換する

送金が完了したら、BRISEの通貨ペアへと交換します。
執筆時点ではUSDTしか対応していないため、USDTへの交換を済ませましょう。

USDTに交換するまでの手順が分からない方は、KuCoinだとKuCoinが詳しく解説しているので、リンク先を参考にUSDTへの交換を済ませましょう。

通貨ペアへの交換が済んだら、あとはBRISEと取引するだけです。

Bitgert(BRISE)の特徴や将来性・買い方まとめ

Bitgert-2-1

今回は、Bitgert(BRISE)について解説してきました。

ETH2.0と同等の処理速度である最大10万TPSをもち、ガス代も1取引あたり0.000001円とほとんどかからない性能を有したBitgert(BRISE)。

ETH2.0への移行が注目される中、既にBitgert(BRISE)はETH2.0と同等の処理性能を有していることから、過去にイーサリアムキラーが急速に成長し価格が上昇したように、Bitgert(BRISE)も急速に成長し価格が上昇する可能性があります。

また、今年中に500以上のプロジェクトをスタートアップへと追加する予定があることから、今後の成長に期待できるプロジェクトですので、今後のニュースや動向に注目したいところです。

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